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妊娠中毒ってなに?

妊娠中に避けなくてはならない大きな問題として「妊娠中毒症」があります。
発症する割合は20人に1人と妊婦さんには身近な問題です。
発症すると母子ともに合併症を引き起こしてしまう可能性があるのです。
現在妊活中の人もこのことを知っておかなくてはなりません。
では妊娠中毒症とはどのようなものなのでしょうか?

「妊娠中毒症」、最近では「妊娠高血圧症候群」と呼ばれています。
妊娠中毒症は高血圧やむくみ、たんぱく尿が現れる病気の事をいいます。
確かな原因は分かってはいませんが、初産の女性や肥満体質の女性、前の妊娠で妊娠中毒症になったことのある女性、糖尿病や高血圧や腎臓に問題のある人に多く発症します。

特に妊娠20週以降に高血圧がみられ、出産後には正常に戻るのですが、妊娠中に高血圧になるとお腹の胎児に影響が出てきます。
ですので、妊娠中毒症を避けるためには、塩分の一日の摂取量を10g以下にする、水分の摂りすぎに注意する、過食をしないようにしなくてはなりません。
自覚症状はむくみ意外にない妊婦さんもいるので定期検診は重要です。

それでもかかってしまった場合は、食事を薄味にしたり、安静を余儀なくされたり、食事量・水分量を制限されることもあり身体もしんどくなりますが精神的にもストレスが溜まりやすくなります。
ひどい場合には、入院や点滴、薬を使っての治療が行われます。
母親にはつらいことですが、血圧を正常に戻さないと、お腹の中の胎児の成長が悪くなったり、生まれる前にお腹で胎児が死亡してしまったり流産したりととても危険な状態になるのです。
また難産や早産、帝王切開の可能性も出てきますので母親の身体の負担も相当なものになります。
本当の原因が分かっていないので、いくら気を付けていても予防できない現実がありますが、最低限、バランスのよい食生活にするように心がけてください。

このように妊娠中毒症はお母さんや胎児に対してとても恐ろしいものです。
胎児が元気に育ってくれるよう、気を引き締めなくてはなりません。
もし、そのような症状が出た場合は、早急に医師に相談し出産に向けて身体を整えましょう。